Rで数値計算

Rは統計解析などに優れた言語ですが、数値計算用途としても使うことが出来ます。ただし、繰り返し計算が遅いという問題があるため、数値計算を主目的としてゼロから始めるのであれば別の言語を選んだほうが無難です。

Rで数値計算（統計解析も）をしたい場合、RStudioを使うことを強くお勧めします。

<aside> <img src="/icons/report_gray.svg" alt="/icons/report_gray.svg" width="40px" /> Rのプログラミング（コーディング）スタイルは時代によって変化があります。

• 今はtidyverseに準拠する人が多いようです。tidyverseについては、松村他 (2021)を参照
• Rは歴史があるソフトウェアなので解説書もかなり昔からあります。あまり古い本だとモダンなスタイルではない可能性があるので、今後Rを本格的に使い続けたい人は注意したほうが良いかもしれません </aside>

お勧めのリファレンス

Rの設定や使い方を説明した本は大量にあります。

例えば、Freeman and Ross (2021)はRのプログラミング・スキル(gitやMarkdownの使い方なども含む)を網羅的に説明しています。この種の本にしてはめずらしく統計・データ分析そのもの（回帰分析とはなにかみたいな内容）はほとんどあつかっていなくて、Rでデータ分析をするための”使い方”に特化した本です。

浅野・中村(2018)はRとRStudioの環境設定にフォーカスしためずらしいタイプの本なので、一人でゼロからインストールをするような人にお勧めです。

• 多少のトラブルなら自力で検索してなんとか出来るレベルの人（エラーや警告文をじっくり読んで理解しようとする人）には不要かも

<aside> <img src="/icons/report_gray.svg" alt="/icons/report_gray.svg" width="40px" /> Rによる統計・計量分析に関連した書籍は大量にありますが、今井(2018)、星野・田中・北川(2023)、松浦(2024)あたりをオススメしておきます。もちろん、私が知らないだけで、他にも良い本はいっぱいあると思います。

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R本体をインストール

RStudioを使うためには先にR本体をインストールする必要があります。

公式HPからダウンロード👉あとはインストーラの指示に従っていくだけ。

• ⬇はMacにインストールする際に表示されるウィンドウ
• 続けるを選択するだけでOK
• バージョン(R 4.1.2の4.1.2部分)は適宜読み替えてください